iMESH CONCEPT
― コンセプト ―
iMESHは携帯通信網やWi-Fi等のデータ通信を利用した、全国どこでもつながるIP無線システム。物流、交通、イベント、災害時の現場に至るまで、活用フィールドは広がりをみせています。
堅牢で防塵・防水性能を備えたハンディ型端末、さまざまな車載デバイスとの連携の可能性を秘めた拡張性の高い車載専用端末、お手持ちのAndroid及びiOSを搭載したスマートフォンにインストールするだけで利用できるアプリなど、シーンに最適なIP無線機をお選びいただけます。
ワークスマート、チームコミュニケーション、ビジネススタイルを進化させるために必要なすべてがここに。
IP無線は携帯電話回線を使用した業務用無線です。一般的な業務用無線機とは異なり、NTTドコモの電波が入る場所であれば、日本全国どこでも無線通話が可能です。また、業務用IP無線はパケット通信を利用して通話しているので、音声以外の情報を送受信することができます。ほかにもさまざまな機能を活用した、一般的な業務用無線機では得られない便利なサービスをご利用いただけます。
無線局開設時に必要な免許申請や無線従事者の資格、
基地局やアンテナ設置は、業務用無線導入の高いハードルでした。
IP無線システムiMESHは従来のアナログ無線とは全く異なり、NTTドコモの回線を使用しているので、
免許の取得や基地局・アンテナ設置は不要で、IP無線機さえ準備できればすぐ使用することができます。
短期間でのご使用、免許や申請がハードルとなって無線を導入されなかったお客様にも、
お手軽にご利用いただけます。
ビルの谷間、トンネルの中や地下など、
通常の業務用無線ではつながりにくい場所があります。
必要なタイミングで無線がつながらないことで、業務が滞ったり、ビジネスチャンスを逃したり、
お客様に迷惑をかけてしまうということがあるかもしれません。
iMESHならば、携帯電話が使える場所であればつながるエリアは日本全国。
しかも災害時に規制のかかる「音声通話」ではなく、
規制の対象となりにくい「パケット通信」のネットワークを利用しているので
とてもつながりやすくなっています。
iMESHは多彩な通話モードを兼ね備えています。一斉通話やグループ通話、個別通話も可能です。
さらには通話したい端末が通話中で通話に参加できない状況でも、強制割込通話が可能です。
同じネットワークに存在する
iMESH端末と一斉通話が可能です。
移動局から指令端末とのみ
通話ができます。
移動局での通話を
したくない場合に使用します。
ご指定の端末をグループで分け、
グループ内での通話を可能にします。
違うグループへの呼び出しも可能です。
(最大50グループ)
通話したい端末が通話中で
通話に参加できない状況でも、
権限を設定した端末から
割り込んで通話が可能です。
データ通信を利用することで端末の位置情報を把握できる、
動態管理システム「モバロケ」を標準装備しています。
車両でiMESHを利用すると、走行状況(向きや速度など)をリアルタイムで把握することができます。
また、災害時には、救助隊員がどこにいるか、
災害に巻き込まれていないかといった確認ができ、
防災対策としてもご利用いただけます。
※IM-870は動態管理システムはオプションとなります。
アプリはアプリ同士、IP無線機はIP無線機同士でしか通話できないのが一般的ですが、
IP無線システムiMESHの場合は、すべてのiMESHデバイス間で通話が可能です。
オフィスではアプリ版、現場作業をするスタッフにはIM-550、車両にはIM-870というように
ご利用状況に合わせたデバイスの選択が可能です。