導入事例
IP無線通話と位置情報管理で
民間救急搬送サービスの課題を解決
株式会社ハイメディック
業種
民間救急
エリア
山梨県
株式会社ハイメディックは民間救急搬送や介護タクシー、救急車運行委託事業、イベント救護等のサービスを提供。医療サポートから安全管理まで経験豊富な医療従事者が対応している。
INTERVIEW
導入インタビュー
配車効率の向上による搬送時間の削減と、報告書作成業務の効率化を実現しました
津金恭平様
携帯での連絡や
報告書作成業務に課題
救急搬送の依頼はさまざまなパターンがあり、個人宅や各種現場から医療機関への移動、医療機関の間の移動など、ルートもその都度違ってきます。
以前はスタッフ間の連絡は携帯電話で行っていたので、車両の位置が分からず、常に通話で確認していました。
連絡に使っていた携帯電話は車両1台につき1つでしたので、ハイメディック本部と通話をしていて、病院や現場からの電話を取れなかったりすることもありました。
また、民間救急では、現場に着いた時間や現場を出た時間、搬送までにかかった時間などを病院や救急隊に伝達しなくてはならないため、時系列で自分たちの行動を記録しておく必要があります。このような記録を紙で行っていたため、病院や消防への情報開示や報告書作成に時間がかかっていました
こういった課題解決のために選択したのが業務用IP無線システムiMESHでした。
IP無線機による通話と
モバロケの機能をフル活用
現在、ハイメディックではハンディ型IP無線機のIM-530を運行本部に1台、各車両に1台ずつ配備して運用しています。iMESHの導入により、第一に通話のメリットを実感しています。
今まで業務で利用しいていたのは携帯電話だけでしたが、IP無線を追加したことで、病院や現場などからの電話を取り損ねることなく、すべて受けることができるようになりました。
さらに、配車管理においても動態管理システムモバロケで、車が今どこを走っているのかひと目で確認できるので、これまでのように電話で位置の確認をする必要がなくなりました。
お客様からの問合せにも、到着時刻等の情報をすぐに提供できるようになり、かなり重宝しています。
またモバロケの動態ステータス機能と動態履歴機能も活用しています。
“病着”や“緊急”などのステータスを設定し、病院の到着や患者様の容態の急変など重要な事象の発生時間を、動態履歴と共にエクスポートします。データで搬送の全体像が見えるので、報告書の作成にかかる時間が大幅に削減され、報告書の質も向上しました。
REASON and RESULTS
導入の理由と効果
1
携帯電話での業務連絡に課題を感じていた。▼
解決
電話の取りこぼしが減り、搬送業務にかかる時間が大幅に削減された。
2
車両の現在を把握するのに時間がかかっていた。▼
解決
PC画面上でリアルタイムに位置情報がわかるため、わざわざ電話確認する必要がなくなった。
3
報告書作成業務に時間がかかっていた。▼
解決
モバロケの動態履歴を確認することで、時系列での報告書作成が効率化された。
RECOMMEND
オススメ機能
一斉通話、グループ通話
業務用IP無線システムiMESHは1対多数の通話を頻繁に行う場面に最適です。 ボタンを押すだけで関係各所へ音声を同時発信できます。また、音声を受信する際も受話操作が必要ないため、運転中など端末を操作できない状況でもしっかりと情報を受け取ることができます。
リアルタイム動態管理
業務用IP無線システムiMESHには標準機能として、動態管理システム「モバロケ」が備わっています。 端末の位置をリアルタイムで把握することができるため、配車指示など位置情報が必要な指示がスムーズに行えます。
動態ステータス機能
動態管理システム「モバロケ」には端末の状況がひと目でわかるように、動態ステータス機能が備わっています。 端末のテンキーに「現着」「作業中」「休憩中」などのステータスを割り振ることで、ボタン一つで状況を報告することができます。 ステータスは任意で設定が可能で様々な業種でご活用いただけます。
DEPLOYMENT
導入システム