2020.09.24 コラム

業務用無線機の活用でチームのパフォーマンスが格段に上がる3つの理由

無線機にはいくつかの種類がありますが、それぞれに特徴があります。ニーズにマッチしたものを使用することで業務効率は上がり、利便性も高まるでしょう。

無線機はビジネスシーンにも欠かせません。導入するなら、業務用無線機がおすすめです。

ここでは、業務用無線機をビジネスで活用するメリットや、おすすめの機器について解説します。

 

 

業務用無線機をビジネスで活用するメリット

業務用無線機は、ビジネスシーンでも広く活用可能です。

魅力あるメリットをいくつか紹介します。

 

1.運転中の使用が認められている

自動車を運転中、携帯電話を利用するのは道路交通法に違反します。

車載型の業務用無線は運転中の使用が認められているため、タクシーの配車指示などに活用されています。

高速道路を複数台で走行する場合なども、お互いの意思疎通が可能です。交通違反を抑制することで、企業のイメージアップにもつながるでしょう。

関連記事:運転中のIP無線利用について

 

2.災害時でも繋がりやすい

災害が発生した場合、電話がつながりにくくなるという問題があります。お互い携帯電話で連絡を取り合って安否を確認したいのに、回線混雑や通信規制によって通信が不能になってしまうことが大半です。

業務用無線は、電話回線に依存しません。非常災害時も繋がりやすく、災害が発生した現場で広く使用されています。

 

3.多彩な通話モードを利用できる

最近はグループ通話ができる電話機も出ていますが、業務用無線には、一斉通話の機能が標準で備わっています。

周囲のスタッフに一度で指示を出す場合などは、非常に便利です。

一斉通話の他にも、グループ通話や端末に強制力を持たせた通話など利用シーンに応じて最適な通話モードを選択することができます。

 

 

業務用無線とアマチュア無線機の違い

 

ビジネスシーンで活用できる業務用無線と、個人向けに使用することが多いアマチュア無線の違いについて解説します。

 

1.アマチュア無線を業務用途で使用するのは不可

電波法施行規則第3条第1項第15号では、無線を含むアマチュア業務について、以下のように定義しています。

 

“ 金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。”

 

[引用元]一般財団法人 情報通信振興会:電波法施行規則第3条

 

よって、あくまでもアマチュア無線は個人的な用途でしか使用できません。

アマチュア無線を業務で利用するのは、法律で禁止されていますので注意してください。

 

2.各々の資格が必要

業務用無線を使用する場合、無線従事者免許を保有している人を配置しなければいけません。しかし、業務用無線を使用する人が全員免許を取る必要はありません。

たとえばタクシーの場合、指令局で指示を出す人が免許を持っていればよいのです。ドライバーが保有していなくても問題はありません。

 

アマチュア無線の場合は、アマチュア無線技士と呼ばれる国家資格が必要となり、無線局を開局する際には無線局免許状の申請も必要です。

 

3.通信距離の違い

アマチュア無線の場合、高出力の場合は最大100kmを大きく超える通信ができます。

一方で、業務用無線でIP無線の場合は携帯電話の通信網を使用するのでより幅広いエリアをカバーできますが、トランシーバーの場合は最大でも10km程度が限度です。

 

 

ビジネスシーンに最適な業務用無線機を紹介

では、実際にビジネスシーンで役に立つ業務用無線を2機種紹介します。

 

車内での利用におすすめのIP無線機!【IM-870】

さまざまな車載デバイスとの連携の可能性を秘めた機種としておすすめなのが、IM-870です。

最新の車載専用無線機で、運転中の会話などが安全運行に支障をきたさないよう設計されています。

デッドレコニング機能による高精度な位置情報管理が可能で、各業種向けオプションもあります。

ゲートウェイ機能では、車両に取り付けている通信デバイスと接続することができて、通信費を一本化して経費削減を実現可能です。

動態管理システムであるモバロケもあるので、移動体の位置も的確に管理できます。

 

【モバイルクリエイト】

車載型IP無線機IM-870の詳細はこちら

 

小型で堅牢なハンディ型IP無線機!【IM-550】

IM-550は小型なボディながらも堅牢さがあり、多彩な通話モードが選択可能です。

複数人に対して一斉に指示を出すことができたり、細分化されたチームごとに会話もできたりするので、実際の業務組織に即した通話モードを選択できます。

Android搭載のデバイスで、業務に必要なほかのアプリをインストールすることもできます。

 

画面もタッチパネル対応なので、スマートフォンと同じように利用できます。初めて使う方でも簡単に操作できるでしょう。

テキストメッセージも送付可能なので、従来の無線のイメージを覆すものとしておすすめです。

【モバイルクリエイト】

車載型IP無線機IM-550の詳細はこちら

 

まとめ

業務用無線機でチームのパフォーマンスを向上させよう!

業務用無線機は、さまざまなイベントなどで使用することができ、チームで仕事する際にはパフォーマンスの向上が見込めます。

うまく取り入れて、業務の効率化を図りましょう。