導入事例
情報通信機能を拡充し災害現場の画像を共有
県のアプリとの連携も実現
大分市役所
業種
自治体
エリア
大分県
大分県の中部に位置する市。人口は47万7千人で大分県の県庁所 在地及び最大の都市で、中核市に指定されている。
INTERVIEW
導入インタビュー
携帯電話が普及している時代に言葉だけで伝える機器では限界があると感じていました
竹田健之様
iMESHの導入で
情報の視覚化を実現
「これまで、音声による情報収集や情報伝達を行っていましたが、携帯電話が普及している時代に言葉だけで伝える機器では限界があると感じていました。」と防災危機管理課の竹田健之氏は当時の課題を教えてくれました。
IP無線機により画像や動画を送ることで、正確かつ多くの災害情報を視覚化して伝達することができるようになり、これまで以上に迅速かつ的確な災害応急対策が可能となります。
加えて、ランニングコストの面でも優れており、コストを抑えながらより多くの情報を共有できることが導入を決めたポイントです。
現在、大分市には本庁と8つの支所があり、それぞれにIP無線機を配備。災害の規模が大きくなると災害対策本部が設置され、各対策部ごとに活動します。その中でも初動時から現場での対応が求められる対策部には重点的に配備を行っています。
対策部ごとにグループを編成
県のアプリにも対応
また、市で管理している少年自然の家やキャンプ場、下水道処理施設、ごみ処理施設にも配備し、連携が取れるようにしています。iMESHではこのグループ編成も自分たちの手で編集することができるので、組織体制の変更があった際にも臨機応変にグループを変えることができます。
音声での通話だけでなく、テキストでもやりとりが行えるので、最適な方法を選択することで連絡の精度が高まります。さらに大分県が導入した災害対応支援システムのアプリを無線機の中にインストールし、端末を増やすことなく県との情報共有ができるような仕組みも構築しています。
「モバイルクリエイトは本社が近く、何かあった場合のサポートも安心です。大規模災害時には無線機の無償貸出対応もされているので、心強いです」と竹田氏。無線機のサイズも小型化されたため携帯性が向上しており、操作性もスマートフォンに近く扱いやすくなっています。平時から利用することで操作の習熟度を高めていきたいと思います。標準機能で付いている動態管理システム「モバロケ」についても運用方法を検討中で、iMESHの活躍の場はさらに広がりをみせています。
REASON and RESULTS
導入の理由と効果
1
音声だけで情報を伝える機器では限界があると感じていた▼
解決
画像や動画の送受信が行えるため、正確かつ多くの災害情報を視覚化することができた
2
ランニングコストを抑えたかった▼
解決
他の機器と比較してもコストを抑えながら多くの情報を共有することができる
3
県の災害対応支援アプリと連携したかった▼
解決
無線機にアプリをインストールすることで持ち運ぶ端末を増やさず情報共有が可能に
RECOMMEND
オススメ機能
画像・動画の送受信
業務用IP無線システムiMESHは音声通話だけでなく、画像や動画の送受信が可能です。 状況に応じて最適な手段を選択することで、コミュニケーションをより円滑に行うことができます。
組織をまたいだネットワーク
業務用IP無線システムiMESHは災害時に連携が必要な組織全体でネットワークを組むことができます。 導入時に最適なグループ分けを行うことで、平時と緊急時どちらにも対応できるコミュニケーションツールとして活躍します。
広大な通信エリア
業務用IP無線システムiMESHはNTTドコモの通信網を利用して通話を行います。 段スマートフォンが使える場所であればどこにいても通話をお行うことができます。 他の無線機にはない圧倒的な通信エリアで災害時のコミュニケーションをサポートします。
DEPLOYMENT
導入システム