導入事例
新システム選択時のテーマは
情報共有のタイムロスをなくす
すべての情報を対策本部で一元管理
糸田町役場
業種
自治体
エリア
福岡県
福岡県中央の田川盆地の北西に位置し、中元寺川と泌川(たぎりがわ)の2つの川が町を南北に貫く。人口は約1万人。古くから糸田原台地を中心に拓けた、自然豊かな町。
INTERVIEW
導入インタビュー
災害時の情報共有にタイムロスをなくすことができるシステムを探していました
田端 様(左)と門脇 様
災害時の情報共有が課題
時間的ロスをなくしたい
防災管財課は防災に注力するため、令和3年度に新設された部署です。町の規模の小ささを生かし、地域密着の細やかな施策を大胆かつスピーディに執行し、住民の生命財産の保護に努めています。
iMESH導入前の課題は災害時の情報共有でした。災害対策本部と現場とのやりとりは個人携帯もしくは紙媒体で行われていたため、さまざまな状況確認も個別の通話に限られ、情報共有に非常に時間がかかっていました。新しい通信シスステムは災害時の情報共有にタイムロスをなくすことを第一に、iMESHを選択しました
現在は災害対策本部に1台と現場実働班に15台のIP無線機を設置して運用しています。現場とはフローを定めてIP無線機で通話し、実働班の位置確認や状況伝達は動態管理システムモバロケでリアルタイムに行っています。特にモバロケは地図上での動態管理機能が充実しています。ステータスの変更で災害現場の状況を判断できるようにしたり、現場写真を地図上に添付するなどメリットを感じています。
現場対応の迅速性
正確性の向上に繋がる
導入後は情報共有するための時間的ロスが大幅に削減されました。特に災害対策においては通報の順番に関わらず対応の優先順位を即時判断しなければなりません。救助要請など瞬時の判断が求められる事案に対して、本部の大型モニターで現場に出動している実働班の状況がリアルタイムで把握できるので、臨機応変で正確な判断が、実働班に素早く出せるようになりました。
iMESH導入によってシステム的な時間の制約はほぼなくなり、対応する人間にリソース的余裕ができたことで、現場対応の迅速性、正確性の向上に繋がりました。今後は6台増設予定で避難所での保健師の安全確保や避難者のサポートに活用していきたいです。
REASON and RESULTS
導入の理由と効果
1
紙媒体での情報共有に時間を要していた▼
解決
フローを定めてIP無線機での通話を行い、時間のロスを削減
2
個人携帯での通話でのコミュニケーションは効率が悪い▼
解決
動態管理システム「モバロケ」で位置情報と画像を共有でき、現場の状況把握が効率化
3
幅広い用途でIP無線機を活用したい▼
解決
避難所での避難者サポートに活用
RECOMMEND
オススメ機能
多彩な通話機能
iMESHでは一斉通話に加え、グループ通話などのさまざまな通話をご利用いただけます。 予め定めたフローに従って通話を行うことで情報共有の効率化が期待できます。
動態管理システム「モバロケ」
無線機の位置情報を管理できる動態管理システム「モバロケ」を標準機能として搭載。 管理画面から端末の状態をひと目で把握できるため、現場の状況把握がスムーズになります。
画像/動画の送受信
iMESHは音声でのやり取りだけでなく、画像/動画の送受信が可能です。 モバロケの管理画面上に画像をプロットすることも可能で、視覚的に情報を共有することができます。
DEPLOYMENT
導入システム