導入事例
全員が同じ情報を同時に聞くことで
現場がひとつにまとまる
IP無線は業務に不可欠な存在に
東西海運株式会社(ティーズパーキング)

業種
パーキング
エリア
北海道
東西海運株式会社2025年年8月、新千歳空港の近くに「ティーズパーキング」を開業。インターから近い全面舗装の駐車場で入出場24時間(有人対応6:30~22:00)、24時間監視セキュリティで、お客様が安心して車を預けられるサービスを提供している。
INTERVIEW
導入インタビュー
一斉通話でドライバー全員が同時に情報を受け取ることで、それぞれが送迎車両全体の状況を把握して、即座に判断を行うことができるようになりました

店舗と送迎車両の連絡ツールにIP無線を選択
ティーズパーキングでは、自社のパーキングから空港まで、複数台の送迎車両でお客様の送迎を行っています。
送迎車両と店舗オペレーターとの連携は不可欠なものですが、運転中や繁忙期に携帯電話で個別の電話対応を行うのは現実的ではありませんでした。そこで、開業と同時に導入したのが業務用IP無線システムiMESHです。
担当の山野氏は「グループ会社のオルトサポート株式会社がすでにiMESHを利用していたことが大きな決め手でした。オルトサポートはオートオークション会場での構内作業を行う会社ですが、そこでの利用実績を通して、通信品質の安定性やサポート対応への信頼が社内にすでに醸成されていました」と導入の経緯を振り返りました。
現在は、店舗と台の送迎車両にハンディ型IP無線機IM-530を導入しています。
「お客様からの送迎依頼を受けた店舗オペレーターは、動態管理システムモバロケの地図で各車両の現在地を確認しながら、お客様にお迎えまでの所要時間をお伝えします。ドライバーへは店舗オペレーターが無線の一斉通話で業務指示を出します。
一斉通話でドライバー全員が同時に情報を受け取ることで、それぞれが送迎車両全体の状況を把握して、即座に判断を行うことができます」と山野氏。
業務運営全体に広がるIP無線の有効性
「夕方などピーク時には80組ほどのお客様が一度に戻られることもありますが、IP無線の利用が、スムーズな送迎のカギになっています」。
送迎業務のほか、車両点検などの作業でもIP無線の有効性を感じ、パーキング運営全体のツールとして定着が進んでいます。「IP無線は現場を支える仕組みのひとつです。
全員が同じ情報を同時に聞けることで、チームとして動ける、現場がひとつにまとまる感じがあります。もはや無線がないと仕事にならないですね」と山野氏。
将来的にはお客様がLINE上で送迎車の位置を確認できるシステムで、他社との差別化も視野に入れているとのこと。
さらに、新たなレンタカー事業においても、車両整備や清掃、給油など各部門間での連携手段としてIP無線の導入を検討しています。「業務の中心にあるのはお客様を待たせないという考え方です。
ツールはあくまで道具ですが、どう使うか、どう運用するかでサービスの質は変わります。IP無線を中心に、これからもより快適なパーキング運営を行っていきたいですね」と今後の展望を教えてくれました。

REASON and RESULTS
導入の理由と効果
1
送迎車両と店舗オペレーター間の連携が不可欠だったが、運転中に個別の電話対応を行うのは現実的ではなく、リアルタイムでの指示伝達に課題があった。▼
解決
IP無線の一斉通話機能により、複数の送迎車両へ同時に指示を出せるようになり、全員が同じ情報を共有して即時判断・対応が可能に。繁忙時の送迎業務がスムーズになった。
2
グループ会社(オルトサポート株式会社)でiMESHを利用しており、通信品質やサポート対応への信頼が社内にすでにあったため、開業時から安心して導入を決定できた。▼
解決
導入初期から安定した通信とサポートを得られ、運用トラブルもなくスムーズに業務へ定着。結果として、IP無線が日常業務の中心的ツールとなった。
3
「お客様を待たせない」という考えを徹底し、送迎車両の現在地を正確に把握できる仕組みを整えたかった。▼
解決
モバロケの動態管理で車両位置をリアルタイムに把握し、お迎え時間を的確に案内可能に。顧客対応の精度とスピードが向上し、サービス品質の向上につながった。
RECOMMEND
オススメ機能

一斉通話

動態管理システム モバロケ
DEPLOYMENT
導入システム
東西海運株式会社(ティーズパーキング)
東京都江東区東陽4-1-7 佐藤ダイヤビルディング 7階(本社)
北海道千歳市平和 1006-1376(ティーズパーキング)