2021.08.23 コラム
スクールバスの運行管理にIP無線がおすすめ!活用シーンを紹介
スクールバスの運行管理を効率的に行いたいなら、IP無線がおすすめです。GPS機能を利用したスクールバスの動態管理ほか、運行中のスクールバスの非常用連絡ツールとして、スマホが使えない状態でもリアルタイムで連絡を取り合うことができます。また、専用アプリとの連動で、保護者にスクールバスの位置情報を公開することも可能です。
今回は、スクールバスの運行管理におすすめのIP無線について、活用シーンや選び方を紹介します。
目次
スクールバスの運行管理における無線機の活用シーン
幼稚園や小学校のスクールバスの運行管理にIP無線を導入することで、次のようなことができます。
1.スクールバスの動態管理
每日決まったルートを運行するスクールバスでは、その日の道路の状況を出発時にあらかじめ確認できます。しかし、予想外の渋滞など、遅延を予想できないことも多く、保護者が待つバス停に定刻通りに到着しないこともあります。
IP無線機を利用すれば、GPS機能を使ってスクールバスの動態管理ができます。スクールバスの到着が遅れた際、保護者からの問い合わせが来たときに迅速に対応できます。「今どの辺りにいるのか」「あと何分後に到着するのか」といった問いにスムーズに応えることができるでしょう。
2.運行中の非常用連絡ツールとして
スクールバスの運行中に送迎予定の園児や生徒が欠席することがわかったときなど、または送迎ルートの道路状態にトラブルが発生したときなど、緊急時の連絡ツールとしてIP無線を導入しておくと便利です。スマートフォンでも連絡を取り合うことは可能ですが、送迎ドライバー以外に先生が乗車しないときや、なにかの影響でスマートフォンがつながらないときなどでも、リアルタイムで連絡を取り合うことができます。
また、IP無線はハンズフリーで使用でき、複数の人への一斉連絡が可能なため、災害など緊急事態の際も、スマートフォンよりも迅速に対応できます。
3.保護者へのスクールバス位置情報公開
IP無線システムのなかには、ダウンロード&ログインするだけで、利用者がスクールバスの位置情報を確認できる専用アプリもあります。アプリをダウンロードして利用登録をするだけでスクールバスの位置情報を公開できるため、保護者に安心感を持ってもらうだけでなく、園児・生徒が無駄な待ち時間を費やすことがなくなります。また、位置情報を公開することは、送迎ドライバーの安全意識を向上させる面でも効果的でしょう。
スクールバスの運行管理で活用する無線機の選び方
スクールバスの運用管理に使用するIP無線は、次の2つのポイントに注意して選びましょう。
1.スマホやハンディ型IP無線機との連動が可能な車載型IP無線機を選ぶ
IP無線機にはハンディ型やスマホへのアプリインストール型などさまざまなものがあります。スクールバスの運行管理をするなら、運転しながら安全にやりとりできる車載型のIP無線を選びましょう。
また、スマートフォンやハンディ型との通話が可能で、連動できるタイプのものであれば、迅速なコミュニケーションができたり、スクールバスの位置情報をスマホアプリを通して保護者に公開したりすることも可能です。
2.運行状況だけでなく動態履歴を取得できるものを選ぶ
スクールバスに導入するIP無線は、動態履歴が取得できるタイプがおすすめです。送迎ルートを通過した位置情報の履歴をチェックできるため、「バスが来なかった」など保護者からクレームが来た際の対応にも困りません。
スクールバスの運行管理におすすめの無線機は?
スクールバスの運行管理には、iMESHのIP無線がおすすめです。スクールバスにピッタリの車載型はもちろん、ハンディ型無線末端IM-550に専用の車載クレイドルを組み合わせれば、ハンディとして利用できる車載型IP無線として使用できます。動態管理システム「モバロケ」機能によって、スクールバスの位置情報の管理や動態履歴を取得することも可能です。
スクールバスの運行に便利なiMESH for LINE
iMESH for LINEは、IP無線システムiMESHとスマホアプリ「LINE」を連携させることで、スクールバスの動態管理を簡単に共有できる便利なオプション機能です。利用者は自分でスクールバスの位置情報を確認できるため、バスの運行状況に関する問い合わせを大幅に削減することが可能です。
また、交通状況による急な遅延やトラブルが発生した際、LINE機能を使って保護者にメッセージを一斉送信できます。
無線機をうまく活用してスクールバスの運行管理をもっと便利に
IP無線はスクールバスの動態管理や運行中の非常用連絡ツールほか、スマホアプリとの連動で保護者にバスの位置情報を公開するなど、さまざまな活用方法があります。
スクールバスにIP無線を導入する際は、車載型の機種を選びましょう。
IP無線システムiMESHであれば、車載型やハンディ型、スマホアプリインストールタイプなど、さまざまなニーズに対応しています。スマホアプリ「LINE」との連携も可能で、利用者が自分でバスの位置情報を確認できます。