2021.08.20 コラム

介護施設でIP無線機が活躍!おすすめの活用シーンを詳しく紹介

携帯電話の回線を利用しているため、離れた場所でも安定した通話ができるIP無線機は、介護施設におすすめの通信手段です。一斉通話などで不測の事態や一刻を争うシーンでも迅速に対応できるため、距離の離れた施設との通信手段としても便利です。また、介護施設のサービスに欠かせない送迎車両の位置情報管理など、さまざまな介護現場で活用できます。

今回は、介護施設でのIP無線機おすすめ活用シーンや、機種の選び方などを紹介します。

介護施設におけるIP無線のおすすめ活用シーン

介護施設におけるIP無線の活用方法としては、次のようなシーンが挙げられます。

 

1.万が一の際に迅速な対応が出来る

介護施設では、持病をもつ利用者の容態が急変したり、思わぬ事故が起きたりなど、一刻を争うようなことが起きる可能性があります。IP無線なら高品質で安定した通話ができるだけでなく、一斉通話やグループ通話によって、複数のスタッフ・チームに速やかな伝達と情報共有が可能です。万が一の際に迅速な対応ができるという点は、介護現場において大きなメリットでしょう。

また、利用者の緊急事態だけではなく大規模自然災害時などにもIP無線機画活用できます。IP無線は災害時にも繋がりやすいという特徴があり全国の自治体の防災チームでも導入実績が増えています。

 

隔離されている施設との通信手段として

IP無線は、昨今世界的に流行している新型コロナナウイルスほか、感染症などで隔離されている施設との通信手段としても役立ちます。

IP無線は携帯電話の回線を利用しているため、携帯電話がつながる場所であれば、どんな長距離でも通話できます。通信距離の制限がないため、広い敷地内で離れた場所にいるスタッフ同士の連携にも活用できます。ソーシャルディスタンス対策として大変有効な通信手段です。

 

3.送迎車両の位置情報をリアルタイムで把握できる

介護施設において、利用者の送迎は欠かせないサービスの1つです。介護施設の送迎車両に車載器を導入すれば、施設から車両の位置情報をリアルタイムで確認できます。車両が今どこを走っているのかがわかれば、送迎車両があとどれくらいで利用者の自宅に到着するか、施設に戻ってくるのは何時頃なのかなど、大体のスケジュールを把握することが可能です。また、送迎ルートやお迎えの時間の変更、送迎キャンセルなど、急なスケジュール調整にも対応しやすくなります。

 

 

介護施設で使用するIP無線の選び方

IP無線を導入する際、機種選びで押さえておきたい3つのポイントは次のとおりです。

 

1.GPS位置管理システムが搭載されている

介護施設で使用するIP無線を選ぶ際は、地図ポータルサイトと連動したGPS位置管理機能が搭載されたものがおすすめです。送迎車両の現在地をパソコンやスマホ、タブレットから簡単に確認できます。

 

2.防水性能がある

利用者の入浴介護の際、事故や容態の急変など、不測に自体に備えられるよう、防水性能のあるIP無線を選びましょう。身につけたIP無線に水や泡がかかっても故障や不具合を起こすことが少ないため、入浴介護に集中できます。

また前述したような大規模自然災害が起きた際は、IP無線が大雨にさらされることがあります。このような場面でも安心してIP無線を使うことができるというのは危機選択の重要なポイントになります。

 

3.画像や動画の送受信が出来る

現場でのミスを防ぐためには、報告・伝達・情報共有が重要です。利用者の容態に異変があったときなど、音声だけでは状況を伝えにくい場合もあるでしょう。画像や動画が送信できるIP無線であれば、利用者の様子を正確に伝えることが可能です。

 

 

介護施設での利用におすすめのIP無線を紹介

介護施設でIP無線を利用するのであれば、業務用IP無線システムiMESHがおすすめです。介護施設での福祉業を効率的に、円滑にする多彩な機能が搭載されています。

迅速な伝達・情報共有に欠かせない一斉同報通話やグループ通話ほか、固定電話やスマートフォンなど、iMESH端末以外とも通話可能で、あらゆるシーンで活用できます。GPSを利用して位置情報をリアルタイムで把握できる動態管理「モバロケ」では、介護車両が今どこにいるかをひと目で確認できます。

介護施設内だけでなく、屋外での業務など、さまざまなシーンで活用できるIP無線システムです。

 

ハンディタイプや車載タイプほか、専用アプリをスマートフォンにインストールし、ログインするだけで導入できるタイプもあり、介護現場でのさまざまなニーズに応えることができます。

 

介護施設にIP無線を導入してスムーズで安全な福祉業務を実現しよう

IP無線機は介護施設のさまざまなシーンで活用できる通信手段です。利用者の体調不良など、万が一の際に迅速な対応ができたり、隔離された病棟や病室と、ソーシャルディスタンスを保ちながら連携を取ったりすることも可能です。

また、介護施設に欠かせない利用者の送迎についても、IP無線機を利用することで、車両の位置情報をリアルタイムで把握できます。

介護施設で使用するIP無繊機を選ぶ際は、GPS位置情報機能が搭載されている機種ほか、入浴介護のときに安心な防水性能や正確な情報共有ができる画像・動画送受信可能なタイプがおすすめです