2020.10.19 IP無線機

ハンディ型IP無線機の特徴は?アプリや車載用との違いを紹介

IP無線機は、今までの無線機になかった機能が搭載されています。その特徴を活かして、さまざまなシーンで既に広く採用されています。

また、IP無線機のなかでもハンディ型IP無線機がとくに人気です。では、ハンディ型IP無線機とは一体どのようなものなのでしょうか。

ここでは、ハンディ型IP無線機の特徴や購入時に注意すべき点などについて解説します。

 

ハンディ型IP無線機が特化している点

ハンディ型IP無線機は、主に以下の3点を特化させています。

1.コンパクトさ

ハンディ型IP無線機は、手持ちで持ち運びできるコンパクトサイズなものを指します。なぜコンパクトにしているかというと、常に携帯して使用することを想定しているためです。

たとえば、災害現場などで備え付け式の無線機を担いで使用するのは合理的ではありません。よって、手で持ったり腰やポケットの中に入れたりして使用できるサイズ感の無線機が必要です。

IP無線機は音声による会話を行うだけでなく、データのやり取りも可能です。

機種によっては、スマートフォンと同じくAndroidを搭載していて、各種アプリを導入できます。

実際に上記のような機能を使用したい場合、手持ちできなければ意味がありません。

 

2.長距離の通信が可能

IP無線機では、パケット通信を使用して会話やデータのやり取りを行います。

これにより、従来の無線機と比較してより幅広い範囲で使用可能です。

この機能を活かして、移動範囲が広い物流業界にも普及しています。

また、広範囲をカバーしなければならないマラソンなどのイベントにおいてもその能力を発揮できます。

 

3.防水性や防塵性を確保

ハンディ型IP無線機は、主に使用するシーンとして屋外が想定されます。

また、災害現場のように悪天候なコンディンションでも使用しなければならないことがあります。

よって、水に濡れても問題ない無線機である必要があるのです。

ハンディ型IP無線機の場合、多くの機種が防水性と防塵性に特化した設計を用いています。

 

ハンディ型IP無線機がより便利になるアイテム

ハンディ型IP無線機をより便利に使いこなすためには、付属品を揃えることも重要です。

主に、次のような4つのアイテムを揃えることで、効率よく業務をこなせます。

 

1.イヤホンマイク

ハンディ型IP無線機を用いて会話する場合、毎回無線機を手にとってやり取りするのは手間がかかります。

とくに、手が離せない状況において本体だけでやり取りするのは困難です。

ほかにも、周囲が騒がしい環境において、聞き取りにくいという難点もあります。

そこで、イヤホンマイクを接続すると無線機を取り出さずに会話することができます。

 

2.ハンドマイク

IP無線機ならではのオプションとして、ハンドマイクがあります。

イヤホンマイクと同じく、無線機を手に取る必要がないのはもちろん、車内で利用する際にもとても便利です。

 

3.ベルトクリップ

常に操作したい場合、ポケットに収納して使用するのは非効率的です。

また、ポケットに入れる場合は座ると落とすなどのリスクも想定されます。

そこで、ベルトクリップを用いて腰やウェスト周りに取り付けるのがおすすめです。

 

4.ストラップ

手元に近い位置にハンディ型IP無線機を置きたい場合は、ネックストラップを準備するのもよいでしょう。

ハンディ型IP無線機の本体にストラップ接続部があるものが多いので、そこに取り付けるだけです。

 

IP無線機を購入するなら確認すること

ハンディ型IP無線機を購入するとなった場合、使用用途に応じた機能があるかどうかをチェックすることが重要です。

主に、3つのポイントをチェックして選ぶことをおすすめします。

 

1.通信エリア

基本、IP無線機はパケット通信を使用するので、基本全国をカバーしています。

大手キャリアの回線を使用することになりますが、契約するキャリアによって微妙に通話可能エリアが異なります。

都市部であれば気にする必要はありませんが、地方や山間部など元々電波が通じにくいエリアで利用できるかをチェックして選ぶようにしてください。

 

2.防水防塵性

ハンディ型IP無線機は主に屋外で使用することになるので、防水性が重要になります。

一般的に、無線機ではIEC準拠のIPコードで防水防塵性を表しています。IP〇/IPX〇などの表記があるのですが、防水性に関しては7級(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない)か、8級(継続的に水没しても内部に浸水しない)クラスのものを選びましょう。

 

防塵性については多くのものが6級(粉塵が中に入らない)レベルを達成しています。

 

3.バッテリー容量

ハンディ型IP無線機はどの端末も小型軽量化が進んでいるため、リチウムイオンバッテリーを利用しているケースが多いです。

端末によってバッテリーの容量は様々なので、利用シーンに適した容量のバッテリーを搭載している端末を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

ハンディ型IP無線機を導入する際は利用シーンを明確にしよう

ハンディ型IP無線機は、その特性を活かして幅広いシーンで活用可能です。

導入する際には、まずはどのようなシーンで使用するかを明確にして、そのシーンで必要となる機能を有したハンディ型IP無線機を導入しましょう。